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抽象度とエネルギーを上げる

大量に読書しても「成果」が出ないあなたへ!

 
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私の師匠が、確実に「成果」を出す本の読み方が書いてある、とオススメされていたので読んでみたのがこれ。

コンサルタントの読書術 確実に成果につながる戦略的読書のススメ(大石 哲之)

 

結論として、かなり役に立った。

さすが我が師匠。

……と言っても、まだ第一章しか読んでないが(笑)

第一章しか読んでないのに書評めいたモノを書いているのは、この本自体がまさに、そういう読書の仕方を勧めているからだ。

(とはいえ、近いうちに残りの部分にも目は通すつもりだが……)

 

1冊の本から多くを学ばない。本は全部読まない。

必要な箇所のみを読んでいくという「目的に対する効率」、読んだ箇所が確実に実践につながる「生産の効率」、この2点を重視する方が良いと考えます。

(上記の引用は、いずれも第一章から。Kindle版なので、ページは不明(-_-;) )

 

よほど頭のいい人間ならいざしらず、凡人は一度にいくつものことを身に付けることはできない。

(一度にいくつものことを習得できるような非凡な人は、このような本を手に取ることもないだろう。)

そうしようとすると「虻蜂取らず」になる、っていうこと。

本をたくさん読んでも「成果」につながっていないと感じる人なら、納得いくだろう。

 

(第一章の)内容についてざっくりまとめると、

  • 学ぶ目的を明確化する
  • 一度に多くのことを学ぼうとしない(選択と集中=目的としたこと以外は、役に立ちそうでも切り捨てる)
  • 大きなスキルを網羅的に学ぶより、小さいスキルを一つ一つ積み上げていく

 

「学ぶ目的を明確化する」だが、これは色んな本でも言われている。

だが、この本では、「学ぶ目的を明確化する」という抽象的な事柄を、凡人でもわかるように、丁寧、かつ、具体的に書いてくれている。

詳しくは本書を読んでほしいが、ざっくり書くと以下のような感じ。

 

例えば、営業のスキルを上げたいから、営業の本を買う、というのでは全くダメ。

営業というスキルは、何十ものより小さいスキルの集合体で、営業のプロセスも

  • アポイント
  • 初回訪問
  • ニーズ把握
  • 提案書作成
  • 提案実施
  • クロージング・契約

と、細分化できる。

その中で、自分は特にどの部分に問題意識を持っているのか考える。

 

例えば、そもそもアポイントが取れないということだったら、その原因となっていそうなことをさらに細分化して、問題点を煮詰めていく。

そして、その問題解決につながりそうな本を集中的に読む。

 

このように、例えば営業スキルといった抽象的な問題を、より具体的な問題に落とし、そこを読書によって補強していくというやり方だ。

 

この本にも書かれているが、成果が出ない人は問題意識が希薄で、何となく読書をしたり勉強をしたりしている。もちろん趣味としての読書や教養としての読書はこれでいいが、それは仕事に直結させる読書とは別物だ。

この本についてのアマゾンの低評価のコメントには、その辺のことを勘違いしているもの(例「人生に夢ある学生、将来を築こうとする世の中のリーダーたちには必要がない本だと思います。」)もあるが、仕事上の「結果」「成果」を出すための読書に的を絞って書かれているのだから、批判自体が筋違いだろう。

また、「戦略的ではない」という批判もあったが、戦略か戦術か、という言葉の問題はさておき、目の前の仕事で「成果」が出ない人が成果を出すための読書術(勉強法)という意味では、抽象的な問題から具体的な問題への落とし込んで解説してるので、実践に移しやすい。

私の師匠も、これに近いやり方でいろいろ学んでいるし、大量に読書しても仕事上の「結果」「成果」が出ない人は、騙されたと思ってこの本を読んでみてほしい。

 

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